九州繁盛塾 セミナーに参加☆

9/27、縁があって、九州繁盛塾セミナーに参加してきました。

そこで学んだこと。


(携帯電話を利用したマーケティング

・経済成長も終わり、世界のバブルもはじけ、日本の人口減少により、あらゆる業種は
ほぼマイナスの成長の中、唯一伸び続けている業種が、
ユビキタス関連業種」

・u-japanというユビキタス社会の政策がある、ということを恥ずかしながら本日初めて知りました。

日本のあらゆる通信関連事業はこれに乗っ取って研究・競争し、実用化しているとのこと。

総務省のHPにそれらは分かりやすく紹介されていて、「実像化する→現実になる」のを実感。

これらは2004年当時の構想らしいので、たった5年であらゆる事が実用化されていることになる。

(知らなかったことで、私がテレビを全く見てないことの弊害もちょっと心配になりました。
・・・が、やはり、テレビに自分の時間を奪われるよりかはましと自分なりに自分を説得。)


・これからのインフラは携帯電話になる

・今まではCM等の影響による販売主導型の経済であったのが、
ITの整備により、顧客主導型になっている。
(顧客が情報を得、その中から顧客の価値基準により選択する)

・ITの通信速度の高速化により、その後楽天amazonなどの巨大市場が出たように、
携帯の通信速度の高速化(1ギガビットになるらしく、第3.9世代ということになるらしい)
により、やはりそこには巨大な市場が間違いなくくる。らしい。

ミサワホームの新商品HABITA(200年住宅・長期優良住宅認定商品)は
新聞広告とともに、携帯電話HPでの広告を出している。
通常新聞広告のみでの反応⇒契約は3棟のところ、(エリア限定)
4000万から6500万の高額商品であるにも拘らず、
今回は46棟もの成約。(うち携帯からの資料請求も半数)

・ある、八百屋さんでの導入例として、DMの反応率は通常0.3%であるのに対し、
携帯メールのDMでは13%という高反応。

・携帯電話での買い物は物理的・心理的 障壁が低い、ために欲求から購買までの
時間が短い。
(ex)出かけなくて済む、店員と話をしなくて済む、荷物を持たずにすむ、自己責任である等

携帯電話を利用することで、チャンスは広がる、と思った。


ランチェスター経営の竹田陽一先生による「地域戦略」)

・全国の利益の3分の2は東京に奪われている。

JALの事務系職員の年収は普通と比べて超高い!!!
(今、官との癒着が問題になっているようで、無くなるかもしれないらしい)
(ここでも、インフラ系の業種の強さを垣間見るような気がした。)

・誰でもできて、頭も使わず、資本も使わず、の商売で儲かるわけがない。

・会社に利益を残すには営業経費を減らすのが一般的には一番効率が良い。

・そのためには、営業マンの次の3つの時間のうち、

1、移動時間(利益なし)
2、社内業務時間(利益なし)
3、面談時間(利益がでる)

1の移動時間をいかに減らすか、が重要。

・そのためには、地域を狭いエリアに限定し、ひとつづつ開拓すること。

・そのエリアは分断されたエリア(川・鉄道・高速道路・メイン道路など)の中で限定すると良い。

対馬のイノシシ狩りの戦略が良い手本である。

さすが、ベテランの竹田先生の講演は理詰めでどれも納得させられてしまう内容でした。

こころに残ったのは、使い古された言葉かもしれませんが、

「今までどおりのやり方では今までどおりの結果しかでない」

ということ。

その後の会で竹田先生の博識ぶりをいろいろとご披露していただきました。


また、

「あなたは建設業はやめなさい」

と言われたのはとてもショックでしたが、

もう少し経営の勉強をしなさい、ということだと前向きに捉えて勉強しようと思いました。

ちなみに、なぜか、を聞いたところ

「衰退業界で、成熟産業だから」ということでした。確かに。

もっと研究、勉強が必要と感じました・・・。

うーん。とても刺激的な勉強会でした!!